珠洲市高屋町では、9月の豪雨による土砂崩れなどで道路が寸断され、地元の果樹園は車による出荷ができなくなりました。
果樹園からの要望を受けて、石川県は29日からドローンを活用して出荷作業の支援にあたっていて、30日は果樹園から2キロほど離れた漁港に、県の職員やドローンを扱う企業の関係者などおよそ10人が集まりました。
そして大型のドローンを操縦して、りんごの入った箱を寸断した道路を飛び越えて果樹園から漁港まで運搬し、箱が到着するたびに中身を確認していました。
県によりますと、30日までの2日間で合わせておよそ400キロのりんごが運ばれたということです。
果樹園の丹保正広さんは「このような支援があるのを初めて知り、ありがたく思います。今後も道路の復旧状況を見ながら、活用を検討したい」と話していました。
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