日本財団「海と日本プロジェクト」の「ベストグルメ賞」を受賞したのは、魚津市にある私立新川高校「コミュニティビジネス部」の生徒たちが考案した缶詰です。
生徒たちは缶詰づくりに協力してもらった朝日町の漁業者などと一緒に今月25日に朝日町役場を訪れ、笹原靖直町長らに受賞を報告しました。
缶詰には魚が生息する藻場を食べ尽くして起きるいわゆる「磯焼け」の原因とされるムラサキウニが使われています。
各地の海の問題を食を通して解決する高校生のコンテストで、全国66チームの応募の中から入賞した5チームのひとつに選ばれたということです。
新川高校の2年生、西島琉さんは「塩加減にこだわったので味にも自信があります。自分たちも試食会を開いていきたい」と話していました。
ウニを駆除している泊漁業協同組合の脇山正美組合長は「とったウニは費用をかけて処分しているのでこのアイデアで未来が見えた」と話していました。
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