24日、マレーシア西部ペラ州の事故現場から移される観光バス(地元消防当局提供・共同)

 【タイピン共同】マレーシア西部ペラ州タイピンで日本人観光客が死傷したバス事故で、現地に残っていたツアー参加者が27日、滞在先のホテルを順次出発し、帰国の途に就いた。複数の参加者が車いすに乗り、両脇を抱えられ車に乗り込んだ。関係者によると、死亡した奈良県出身の女性(73)の家族も出発した。  バスに乗っていたマレーシア人の男性ガイドは共同通信の取材に対し、トルコで17日に日本人観光客らを乗せたバス横転の事故があり、参加者にシートベルトを着用するよう注意喚起したと説明した。参加者と話すため席から立ち上がった直後に事故が起きたといい「原因は分からない」と語った。


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