神戸学院大の上脇博之教授は26日、自民党の森山裕幹事長(鹿児島4区)と丹羽秀樹前衆院議員(愛知6区)がそれぞれ代表を務めた政治団体の政治資金収支報告書に過少記載があるなどとして、両氏のほか、2団体の会計責任者ら4人に対する政治資金規正法違反容疑での告発状を東京地検に提出したと明らかにした。

 告発状によると、森山氏が代表を務めた「自民党鹿児島県支部連合会」は2022年に県内の党支部に交付金として計約113万円を支出したのに収支報告書に記載しなかったとしている。丹羽氏が代表の「自民党愛知県支部連合会」も同様に県内支部への交付金計約1498万円を22年分の収支報告書に載せなかったという。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。