警視庁
東京都台東区の夫婦が、不凍液に含まれる有害物質を摂取させ夫の父親を殺害したとして再逮捕された事件で、父親は有害物質を繰り返し摂取させられた疑いがあることが25日、警視庁浅草署捜査本部への取材で分かった。法医学の専門家が警視庁に証言した。夫婦のスマートフォンなどに、有害物質を複数回購入した履歴があったことも判明した。 夫婦は細谷健一容疑者(43)と妻志保容疑者(38)。健一容疑者の父親勇さん=当時(73)=は2018年6月に死亡した。 捜査の過程で、法医学の専門家が勇さんの血液や診療記録を確認。不凍液に含まれる有害物質「エチレングリコール」を繰り返し摂取した疑いがあると判断した。
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