「竜王戦」第3局は京都市の仁和寺に対局場が設けられ、先に対局室に入った佐々木八段に続いて藤井七冠が盤の前に座りました。

対局は午前9時に始まり、先手の藤井七冠が飛車先の歩を突くと、後手の佐々木八段は歩を動かして角道を開け、そのあとは互いに序盤の駒組みを進めていました。

「竜王戦」七番勝負はここまで1勝1敗で、藤井七冠は今回の七番勝負を制すれば、「竜王戦」4連覇となるほか、ことし7つ目のタイトル防衛となります。

一方、佐々木八段は7年前、デビュー以来負けなしで連勝していた当時中学3年生の藤井七冠に勝利し、連勝記録を29で止めた相手で、初めてのタイトル獲得を目指しています。

第3局の勝敗は26日午後に決まる見通しです。

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