24日午後4時ごろ、名古屋市東区葵1丁目の建物の解体現場で、「不発弾に似たようなものが見つかった」と作業員から市に連絡がありました。

市によりますと、自衛隊などが調べたところ、起爆装置にあたる「信管」がついた状態の不発弾と確認されたということです。

不発弾は全長およそ1メートル15センチ、直径36センチほど、重さ250キロのアメリカ製の爆弾で、自衛隊が現場で爆発しないよう「信管」を保護する対応をとったということです。

衝撃などが加えられなければ爆発の危険性はないということですが、市などは発見現場を立ち入り禁止にし、今後の処理方法などを検討しています。

名古屋市では今月17日にもここから2キロほど離れた場所で不発弾が見つかっていて、市などが処理方法の検討を続けています。

現場は、名古屋市中心部の栄駅から東に1.5キロほどのオフィスなどが立ち並ぶ地域です。

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