福島市選挙管理委員会が市内10か所の期日前投票所に設置しているのは、新たに作成した「コミュニケーションボード」です。
ボードには、入場券を忘れても本人確認がとれれば投票用紙が交付されることや、自分で字を書くことができないときは投票所にいる職員に代理の記入を依頼できることなどが記されているほか、老眼鏡や点字を打つ器具の貸し出しについても案内しています。
聴覚障害などで会話でのコミュニケーションが難しい人たちが安心して投票ができるように作成したもので、選挙管理委員会は困ったことがあればイラストを指さして投票所の担当者に伝えてほしいとしています。
また、そのほかの困りごとについても筆談で対応するということです。
今月27日の投票日には、ボードを市内80か所の投票所すべてに設置することにしていて、福島市選挙管理委員会事務局の加藤直樹局長は、「より多くの方の投票に結び付けばと思っています。自分に投票できるだろうかと悩みなどを抱えている方に寄り添った対応をしていきたいです」と話していました。
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