アジア最大級の熱気球大会の開催地である佐賀市の坂井英隆市長(44)は23日の記者会見で、熱気球のパイロット資格を取得すると表明した。計100時間以上のフライト経験が必要で、首長による取得は珍しいという。「バルーンの魅力を多くの人に伝えたい」と説明した。

 日本気球連盟公認の学科講習を既に受け始めており、佐賀大の熱気球部員らと飛行計画の立て方などを学んでいる。今後は早朝など公務の合間を縫い、インストラクター同乗で10回以上、10時間以上の飛行訓練を積む。筆記試験と実技試験に合格すれば、連盟の熱気球操縦士技能証を取得できる。

 坂井氏は「期限は設けず、じっくり取り組みたい」と話した。

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