フェイスブックとメタのロゴ(ロイター=共同)

 フェイスブックなどの交流サイト(SNS)で著名人に成り済ました偽投資広告詐欺に遭ったのは内容が真実かどうかの調査を怠ったためだとして、首都圏や関西地方などに住む約30人が米IT大手メタ(旧フェイスブック)本社と日本法人に損害賠償を求めて全国5地裁に一斉提訴することが23日、原告側代理人への取材で分かった。請求額は少なくとも約3億円に上るとみられる。

 約30人はフェイスブックやインスタグラムで衣料品販売大手ZOZO(ゾゾ)創業者前沢友作氏や実業家堀江貴文氏らをかたって投資を呼びかける偽広告を閲覧した。その後、LINE(ライン)に誘導され、投資名目の指定口座に現金を振り込んだ。

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