警察によりますと、20日午後1時ごろ、糸島市二丈鹿家で「畑からキウイフルーツが盗まれた」と所有者の家族から110番通報がありました。

警察が調べたところ、この畑で栽培されていた「ヘイワード」という品種の実が、ほぼすべてなくなっていて、過去の収穫量から、およそ2万7000個にのぼるとみられるということです。

付近に防犯カメラは設置されておらず、畑の所有者が、10月9日の午後3時ごろに畑を訪れた際には異常はなく、19日に大量の実がなくなっているのを確認したということです。

警察は、何者かが実をもぎ取って持ち去ったとみて、窃盗事件として捜査するとともに、周辺の農家に対して、防犯カメラやセンサーライトの設置など防犯対策をとるよう呼びかけています。

福岡県は、全国有数のキウイフルーツの生産地で、警察によりますと、これまでのところ県内のほかの地域で被害は確認されていないということです。

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