能登半島北部の記録的大雨から1カ月を迎えた21日、大きな被害が出た石川県輪島市では、坂口茂市長や職員らが犠牲者の冥福を祈り黙とうをささげた。同市では今も300人以上が避難生活を余儀なくされており、市は被災者の生活支援などを急ぐ。

坂口市長は黙とう後、取材に応じ「10人が大切な命を失い、1人の行方がまだ分かっていない。(地震との)二重災害で心が折れそうだと思うが、必ず復旧・復興を成し遂げ、安心して暮らせる輪島市をつくっていく」と話した。

能登大雨の発生から1カ月を迎え、黙とうする石川県輪島市の職員=21日午前、同市役所

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