徳島県によりますと18日、阿南市のお好み焼き店「どんぐり」で、阿南市や勝浦町に住む60歳代から80歳代の男女8人がきのこの鉄板焼きを食べ、その後、吐き気や下痢などの症状を訴えました。

このうち1人が今も病院で手当てを受けていますが命に別状はなく、8人とも快方に向かっているということです。

食べたきのこは客の1人が県内の山で採り、店に持ち込んだもので阿南保健所が調べたところ、毒きのこの一種「ツキヨタケ」とみられることがわかったということです。

阿南保健所は「ツキヨタケ」が原因の食中毒とみて、このお好み焼き店を20日から7日間の営業停止処分にしました。

厚生労働省によりますと「ツキヨタケ」は傘の大きさが10センチから20センチ程度でシイタケやヒラタケと間違いやすいということです。

徳島県安全衛生課は「『ツキヨタケ』は一般の人では判別が難しい。食用と確実に判断できないきのこは採ったり、食べたりしないでほしい」と注意を呼びかけています。

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