輪島市選挙管理委員会によりますと、投票日に離れた場所に滞在していることなどを理由に不在者投票を申請した人たちに投票用紙などを送る際、内容が間違っている政党名の一覧表を同封したということです。
同封したのは3年前の衆議院選挙の際に途中まで作成していたもので、データを取り違えて印刷したとしています。
誤って送付したことが確認できたのは不在者投票を申請した243人のうち18人で、確認が進めば100人を超える可能性もあるということです。
受け取った有権者が別の自治体で投票する際、投票所の担当者が誤りに気付き、輪島市に連絡しました。
市では能登半島地震や先月の豪雨で避難した人たちが不在者投票を利用することも想定して、前回のおよそ2倍の500人分を送付できるよう準備していました。
輪島市選挙管理委員会は誤って送付した可能性のある人たちに連絡するとともに、ほかの自治体に対して同様のケースがあれば正しい一覧表を提供するよう依頼したということで、「今後は基本的な確認を改めて徹底するとともに再発防止を図りたい」としています。
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