ことしのノーベル平和賞に選ばれた日本被団協への授賞式は、ことし12月にノルウェーの首都オスロで行われる予定で、ノーベル委員会はこの翌日にフォーラムを開くことにしています。
このフォーラムに、長崎市の被爆者で日赤長崎原爆病院の名誉院長の朝長万左男さんが招待され、講演を依頼されたことがわかりました。
朝長さんによりますと、招待状ではフォーラムについて「核兵器の脅威に立ち向かい、核兵器廃絶を進めるための方策を議論する」としていて、朝長さんには「被爆者の代表や核兵器の影響を研究する医学の専門家として経験や教訓を語ってほしい」としています。
また、朝長さんはノーベル平和賞の授賞式にも招待されたということです。
朝長さんは招待を受けることにしていて、NHKの取材に対し「核兵器の最も顕著な影響である人体への影響が生涯続くということを伝えて、核兵器の非人道性を示したい」と話しています。
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