記者会見する熊本市の福田敏則保健衛生部長(左)ら=16日午後、熊本市役所
熊本市保健所は16日、合理的根拠のないチョコレート菓子の賞味期限を設定・表示し、販売したとして、洋菓子製造販売「シェ・タニ」(同市)に対し、食品表示法に基づき、表示の是正や再発防止策の実施を指示した。シェ・タニは15日、売れ残ったチョコレート菓子の賞味期限シールを貼り替え、数カ月延ばして販売していたと発表していた。 保健所によると、健康被害は確認されていない。少なくとも23年12月~24年9月、「アマンドショコラ」計1027個に不適正な賞味期限の表示をして販売した。 同社の担当者は取材に「バレンタインデー用の季節商品だったことから、賞味期限を設定する際の調査を怠った」と話した。
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