常陸河川国道事務所によりますと、14日午前7時ごろ、水戸市ちとせを流れる那珂川の河川敷で行われていた災害対策工事の現場で、45枚の鉄板がなくなっているのを出勤してきた作業員が見つけました。
鉄板は縦が6メートル、横が1.5メートルあり、1枚当たりの重さは1.6トンになるということです。
これらは工事現場で出た土砂を運搬する車両のために敷かれていたもので、現場では防犯カメラを設置したり、鉄板どうしを溶接して運び出しにくいようにしたりするなど対策が講じられていました。
作業員が最後に確認したのは鉄板がなくなる3日前の今月11日の夕方だったということで、警察は、この間に何者かが大型車両や重機などを使って鉄板を盗んだとみて捜査しています。
河川国道事務所によりますと、水戸市内ではほかの工事現場でも先月同じ大きさの鉄板が88枚なくなる被害が起きていて、盗難防止の対策を強化することにしています。
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