岐阜県訪問中の天皇、皇后両陛下は15日、岐阜市で開かれている全国障害者芸術・文化祭の展覧会を見学された。

両陛下は絵画などの作品や、障害者が実際に制作している様子を熱心に見学。脳性小児まひによる身体障害があり、足に筆を付けて絵を描いている山田真己さん(52)=同県羽島市=に天皇陛下は「どういう気持ちで描かれたんですか」と声を掛けていた。

両陛下は続いて、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(同県各務原市)も視察する。

両陛下は14日に同県入りし、国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭の開会式に出席した。15日夜に新幹線で帰京する。

全国障害者芸術・文化祭の展覧会で、作家の作品制作の様子を見学される天皇、皇后両陛下=15日午後、岐阜市(代表撮影)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。