石川県珠洲市で営業を再開した「道の駅すずなり」で、買い物を楽しむ客ら=28日午前
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市で、営業を休止していた「道の駅すずなり」が28日、大型連休に合わせて営業を再開した。地元食材や特産品が買えるだけでなく市民の交流拠点でもある道の駅に「いらっしゃいませ」のかけ声と、楽しむ客の姿が戻ってきた。 午前11時の開店から住民らが詰めかけ、午後2時閉店までに約200人が訪れた。同市三崎町の松本恵さん(51)は「待ってました」と店員にあいさつし、奥能登伝統の揚げ浜式塩田の天然塩を用いた名物のソフトクリームを手に「久々に食べられて良かった」と笑顔。市内産タケノコなども買い「地元にお金を落とし、復興の後押しになれば」と話した。
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