初めてのお一人での地方での公務で佐賀県を訪問している愛子さまは、11日の陸上競技に続いて、午前中、佐賀市内で国民スポーツ大会の柔道競技を見たあと、午後、佐賀市北部の山あいにある手すき和紙の工房を訪ねられました。

この地区伝統の「名尾和紙」は、300年余り前から続いていて、愛子さまは、唯一残る工房の代表者から和紙づくりの工程などについて説明を受けたあと、職人による紙すきの実演をご覧になりました。

そして、見学者向けに用意されたすのこを使って紙すきを体験し「難しい」とか「奥深いですね」などと感想を述べながら、2枚の和紙をつくられました。

このあと愛子さまは、隣接する店舗で扇子などの名尾和紙を用いた製品や和紙の原料となる植物を使ったお茶やお香などを見て、説明者に「和紙の新しい可能性を感じました」と話されていました。

愛子さまは、12日夜皇居に戻られます。

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