群馬県伊勢崎市の家族3人死亡事故の遺族が12日、起訴されたトラック運転手の鈴木吾郎被告(70)に厳罰を求める署名活動を前橋市内で行った。前橋地検は11日、自動車運転処罰法違反の過失致死傷罪から、より量刑の重い危険運転致死傷罪への訴因変更を前橋地裁に請求。遺族は「厳しい処分を求め、できることをしたい」と話した。
前橋市で遺族ら約10人が協力を呼びかけた。署名は地検と地裁に提出する。
変更請求した起訴状などによると、鈴木被告は5月、アルコールの影響で的確な操作が困難な状態で運転し、車と衝突。塚越正宏さん(53)と、息子の寛人さん(26)、孫の湊斗ちゃん(2)を死亡させたとしている。
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