北海道各地で11日未明、オーロラが観測された。名寄市の天文台「きたすばる」によると、同市では午前2時ごろから約3時間観測され、肉眼でも見えるほど赤く空を染めた。太陽の表面での爆発現象「太陽フレア」が9日に起きたことで発生した磁気嵐が原因で、太陽の活動が活発化する来年まで出現する可能性が高い。
オーロラは北緯60〜70度ほどの上空で生じる。緯度により見え方が異なり北海道で見えるのは「低緯度オーロラ」と呼ばれ、薄い赤色が特徴という。〔共同〕
【関連記事】
- ・7年ぶり大規模太陽フレア、通信障害注意呼びかけ NICT
- ・「20年に一度」北極で珍しいオーロラ、地上から観測は初
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。