チューリッヒ生命がビジネスパーソン1000人を対象に8月に実施した調査で、「仕事上で最もストレスを感じる要因」のトップは、「給与・賞与」21.7%だった。「仕事内容」17.8%、「社内の人間関係」15.4%、「上司との関係」13.6%が続いた。
調査は8月初旬、全国の20~50代の有職者1000人を対象に実施した。同社では2017年から同内容のアンケート調査を実施しているが、ストレス要因のトップが「給与・賞与」となったのは4回連続。経済面の不満や不安が働く人の気持ちを乱していると言えそうだ。
ストレスによる精神面の不調や不安を感じることが「ある」「ややある」と答えた人は、合計が46.1%と半分近くだった。
不調や不安を感じる理由のトップ3は、「職場での人間関係」45.8%、「経済面の不安」38.4%、「仕事の負担感」38.2%。
昨年度の有給休暇で何をしたかを聞いたところ、「ゆっくり過ごす」48.7%、「国内旅行」37.8%など、ストレスからの解放に有効活用している人が多い。その一方で、「掃除や洗濯などの家事」といった日常の延長に使っている人も3割近かった。
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