春の大潮の時期を迎え、勢いよく渦を巻く鳴門海峡の渦潮=28日午後1時23分(共同通信社ヘリから)

 徳島県鳴門市と淡路島(兵庫県)間の鳴門海峡で28日、潮の満ち引きで渦潮が大きくなる大潮となった。観潮船はゴールデンウイーク(GW)中の多くの観光客でにぎわい、観光客らは大きな渦の写真を撮りながら歓声を上げた。  観潮船が渦に近づくと、観光客らはスマートフォンで写真を撮影。川崎市から来た中学1年横田悠結さん(12)は「思ったより大きくて、すごかった」と笑顔だった。  鳴門市うずしお観光協会によると、鳴門海峡の渦は世界最大級で、直径約20メートルを超えることもある。毎年3~5月が見頃で、担当者は「新型コロナウイルス禍が明けたので、多くの人に来てほしい」と期待を寄せた。


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