富士河口湖町にあるコンビニ周辺では、店の上に富士山が乗ったような写真が撮影できるとSNSで話題になったことから多くの外国人観光客などが訪れ、交通量の多い道路を横断するなどの迷惑行為が後を絶たず、町はことし5月、店の向かいの歩道沿いに富士山を見えなくする幕を設置しました。
その後、町は「大きなトラブルはなくなった」として、8月中旬以降に幕を外しましたが、再び訪れる人が増えて、道路の危険な横断が確認されているということです。
今月2日にNHKが取材した際にも道路を横断する人が相次ぎ、近くの駐車場に無断で車を止める人も見られました。
こうした状況を受け、町は10日、すでに設置されている防護柵の西側の危険な横断が見られる場所に新たに5メートルの柵を設置しました。
作業員は4つの穴を掘ったあと、防護柵を差し込んで固定していました。
富士河口湖町の担当者は「いちばんひどい時に比べるとマナーが悪い観光客は減少している。様々な対策を講じて再び幕を設置しなくても済むようにしていきたい」と話しています。
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