10日朝7時20分ごろ、加賀市山代温泉北部2丁目で、「住宅の敷地内にクマがいる」と警察に通報がありました。
警察官や市の職員、それに猟友会のメンバーなどがクマ1頭を確認して監視を続け、クマは住宅の庭など敷地内におよそ3時間とどまりましたが、午前10時すぎに駆除されました。
けが人はいませんでした。
警察や加賀市によりますと、クマは体長がおよそ1メートル、体重は60キロほどでオスとみられています。
現場は加賀温泉駅からおよそ3キロ離れた住宅街で、近くには市の文化会館があります。
現場近くに住む60代の男性は「自宅の前に規制線がはられ、『クマが出ていて危ないから家の中に入ってください』と言われました。クマが出るとは思わず、住宅の敷地に入ったと聞いて怖いと思いました」と話していました。
石川県によりますと、ことし1月から10月2日までのクマの目撃情報は269件と、現在の方法で調査を始めた平成17年以降の同じ時期では2番目に多くなっていて、注意を呼びかけています。
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