福岡市教育委員会によりますと、9日午後1時半ごろ、福岡市東区にある小学校のグラウンドに建てられたプレハブの校舎で5年生の教室の天井のパネルが落下し、児童1人の頭に当たりました。
児童にけがはなく精密検査でも異常はなかったということです。
落下したパネルは、長さが1メートル75センチ、幅が41センチ、重さがおよそ5キロのウレタン製のもので、教室の天井は複数のパネルを敷き詰めてできていますが、市が落下したパネルを調べたところ、設計上の寸法よりも数センチほど短かったということです。
これを受けて市は同じ方法で建てられたほかの教室の天井をビスで止めて補強したほか、市内すべてのプレハブの校舎の管理者に対して天井の緊急点検を行うよう通知しました。
福岡市内では児童数の増加に対応するため、各地の学校でプレハブの校舎が設けられています。
福岡市教育委員会は「決してあってはならないことで児童とご家族に深くおわび申し上げます」とコメントしています。
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