イスラエルと親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘が激化するレバノンからの邦人退避に備え、航空自衛隊のC2輸送機2機が日本時間の4日午前、近隣のヨルダンの空港に到着した。防衛省が明らかにした。自衛隊は現地で邦人退避実施に向けた準備を加速させる方針。レバノン入りしたC2に邦人らを乗せて近隣国に運び出す想定という。  外務省によると、レバノンには50人程度の日本人が滞在。在留邦人2人が、日本政府手配のチャーター船で出国し、3日にキプロスに到着した。  外相からの要請で木原稔前防衛相が9月27日、輸送機をヨルダンやギリシャに派遣するよう命令。C2は今月3日朝、空自美保基地(鳥取県境港市)を出発した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。