台風18号は3日、台湾付近を進んだ。次第に勢力を弱め、4日には熱帯低気圧に変わる見込み。気象庁は、沖縄では高波に引き続き注意するよう呼びかけた。湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、雨雲の発達の程度によっては4日にかけて警報級の大雨となる恐れがある。

　気象庁によると、台風は3日午後3時現在、台湾を時速約10キロで東北東に進んだ。中心気圧は985ヘクトパスカルで中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速45メートル。中心から半径95キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。

　沖縄で4日にかけて予想される波の高さは3メートルで、うねりを伴う。

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