指名手配されたのは住所・職業不詳の森田梨公哉容疑者(24)です。
1日未明、埼玉県所沢市の住宅に4人組が押し入り住人の80代の夫婦を刃物で切りつけて現金などを奪った強盗傷害事件ではいずれも「闇バイト」で集まったとみられる、前橋市の自称・飲食店店長海藤貴志容疑者(43)ら3人が逮捕されました。
残る1人は逃げていましたが、現場近くに残されていた乗ってきたとみられる車や、近くの防犯カメラの映像などから森田容疑者を特定し、逮捕状を取り全国に指名手配するとともに顔写真などを公開しました。
調べによりますと、近くまで車で来たあと徒歩で現場に向かったとみられ、事件後は追いかける警察官を振り切って4人がばらばらに逃走したということです。
警察は行方を捜査するとともに情報の提供を呼びかけています。
情報の提供先は所沢警察署で、電話番号は04-2996-0110です。
公開された防犯カメラの映像では
1日、事件の数時間前の埼玉県内のコンビニエンスストアの店内の防犯カメラの映像です。
森田容疑者は、身長が170センチから180センチくらいがっちりとした体格だということです。
国分寺市の防犯カメラにも容疑者とみられる男の姿
所沢市の強盗傷害事件の実行役として全国に指名手配された森田梨公哉 容疑者(24)とみられる男の姿が、所沢市の事件の前日の30日、東京・国分寺市で起きた強盗傷害事件の現場近くの防犯カメラにも写っていました。
国分寺市の住宅では、1人暮らしの60代の女性が、粘着テープで縛られ、ハンマーで殴られるなどして大けがを負いましたが、発生直後とみられる午前4時45分ごろ、現場から数十メートル離れたコインパーキングそばの防犯カメラの映像に、森田容疑者とみられる人物が、別の1人とともに何かを手に抱え、住宅の方向から走ってくる様子が写っています。
その後、この人物は、精算機で支払いをしてから車に乗り込み駐車場を離れました。
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