大阪市福島区で「野田の藤」が満開だ。藤の和名はノダフジ。「日本植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎が、ここの地名にちなんで名付けた。
「野田の藤」は豊臣秀吉も見物したとされ、かつては全国的な名所だった。空襲で多くが焼けたが、地元住民らが手入れを続けて復活させた。
ノダフジの花は半月ほどで散ってしまうが、7月発行の新5千円札の裏面デザインに採用された。今年からは、1年中楽しめるのだ。
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