1日未明、埼玉県所沢市の住宅に4人組が押し入り住人の80代の夫婦を刃物で切りつけて現金などを奪った強盗傷害事件では、いずれも「闇バイト」で集まったとみられる前橋市の自称・飲食店店長海藤貴志容疑者(43)と、神奈川県小田原市の自称・アルバイト佐藤聖峻容疑者(24)、それに住所・職業不詳の自称、和佐裕夢容疑者(28)が警察に逮捕され、2日検察庁に送られました。
捜査関係者によりますと、3人は指示役から集合場所を指定されて集まり現場に向かったとみられていますが、その後の調べでこのうち1人が「事件前に所沢市内で凶器の包丁2本に加えてまな板と野菜も買った」と供述していることが新たに分かりました。
包丁を持っているのを見つかっても料理用と言い逃れるための指示役の指示だったとみられ、警察は指示役が周到に計画を練っていたとみて、逃げている1人の行方を捜査するとともに指示役についても調べています。
防犯カメラに逃げる様子 複数の足跡も
事件直後、容疑者の1人が逃げる様子が近くの防犯カメラに映っていました。
1日の午前2時半ごろの防犯カメラの映像です。
通報を受けた警察が現場に急行しています。
およそ1分後、容疑者の1人が走って逃げてきます。
そのすぐ後ろから警察官が追いかけます。
このあと、逮捕されました。
容疑者らは現場近くの畑を横切って逃げていました。
1日、畑の土には逃げたときについたとみられる複数の足跡が残されていました。
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