架空の外注費を計上し法人税など計約7200万円を脱税したとして、大阪国税局が不動産販売「タカラ不動産販売」(大阪市)と、同社の実質的経営者、伊藤達也氏(74)を法人税法違反などの疑いで大阪地検に告発したことが1日、関係者への取材で分かった。
同社は既に修正申告を済ませたという。伊藤氏は取材に「大変申し訳ないことをした」と話した。
関係者によると、同社は2022年7月期までの1年間で架空の業務委託費などを計上。また20年8月〜21年7月、架空の課税仕入れを計上し、消費税約2000万円の不正還付を受けていたという。
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