能登半島地震で被災した石川県七尾市の公園で、和倉温泉観光協会などが1日、能登の復興を祈願して桜60本を植樹した。観光協会は「わくら千年桜プロジェクト」として、今後も市内の公園などで植樹を続け、将来的に千本を目指す。
晴れ渡った空の下、海辺の公園では地元の小学生ら約50人が、スコップを使って桜の苗木を土に埋めた。海風を受けても枯れないように、塩害に強い「ヤエベニオオシマ」などの品種が選ばれた。
和倉温泉観光協会の多田邦彦会長は「千年桜のように能登と和倉の繁栄がずっと続くように願って企画した。桜が大きくなるたびに復興が進んでいく姿を子どもたちに見てほしい」と話した。
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