国立成育医療研究センターで行われた「女性の健康総合センター」の開所式=1日午後、東京都世田谷区
妊娠・出産に絡む病気や更年期障害といった女性の健康問題に特化した研究拠点として政府が1日、国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)内に「女性の健康総合センター」を開設した。小宮ひろみセンター長は開所式で「司令塔機能を果たせるよう努めたい」と抱負を述べた。 センターは約50人体制から始める。働く女性や高齢出産が増える中、同じ疾患でも男女で症状が異なる性差も考慮し、「女性生殖医学研究室」などを設けて基礎研究や臨床研究を進めていく。 企業や医療機関などと協力してデータを収集、活用し、情報発信や政策提言につなげるほか、国立成育医療研究センターにある女性専門の診療部門とも連携する。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。