福井市のJR福井駅西口広場で、全長約10m、高さ約4mの肉食恐竜「スコミムス」のロボットが30日、稼働した。センサーで人を感知すると、威嚇するようプログラムされている。多くの化石が発掘される「恐竜王国福井」をアピールしようと、福井県や同市は、駅周辺でロボットやモニュメント計23体の設置を進めていた。今回で整備事業は完了となる。  スコミムスはワニのような顔のスピノサウルス科の恐竜。福井県勝山市では同科の歯の化石が複数見つかっている。  ロボットは口や体が動き、水辺で獲物の魚を狙う様子も再現。3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀間の延伸開業に合わせて稼働する予定だったが、完成が遅れた。


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