29日夜8時45分ごろ、読谷村渡慶次の祭りが行われていた公民館の広場の近くで「車が暴走した。複数の人がひき逃げされた」などと警察や消防に通報がありました。
警察によりますと、車にはねられたのは、女子中学生を含む10代の女性2人と50代の男女のあわせて4人で、病院で手当てを受けていますがいずれも命に別状はないということです。
4人をはねた車は止めてあった車などあわせて5台にも次々とぶつかり、そのまま走り去ったということです。
当時、公民館の広場では300人ほどが集まって沖縄伝統の踊り、エイサーの祭りが行われていて、参加者によりますと広場の前の多くの人がいた道路に突然、車がスピードを出して進入してきたということです。
警察がひき逃げ事件として捜査を進めた結果、29日夜遅く、村内で運転席側のドアの窓が割れ、後ろの部分のバンパーも壊れた車が放置された状態で見つかりました。
警察は運転していた人物が車を置いて立ち去ったとみて行方を捜査しています。
子ども4人と祭りに参加していた40代の女性は「車が綿あめを売っていた出店に突っ込んだ。そのあとバックして運転席のドアを開けたまま走り去っていった。子どもたちがちょうど路上にいたので怖かった」と話していました。
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