29日は、輪島市を金沢大学と金沢工業大学の学生や教員が訪れ、ボランティア活動に参加しました。

学生たちは輪島市で元日の地震のあと炊き出しなどにも取り組んでいたということで、今回は二手にわかれて、一方のグループは住宅地の側溝にたまっている大量の泥をスコップでかき出す作業にあたりました。

金沢大学の女子学生は「自分に何ができるのか考えて参加しました。泥が重くて大変ですが、早く輪島が元の姿に戻ってほしいです」と話していました。

住民の男性は「学生の若い力を借りて助かっています。作業を進めて、復旧や復興を目指していきたいです」と話していました。

もう1つのグループは全国からの支援物資が集められている輪島市の重蔵神社を訪れ、屋外に山積みになっているタオルの入った箱を運ぶなど、住民に配布するための準備を進めました。

金沢大学の男子学生は「タオルは量も多く、意外と重たいです。復旧や復興には時間がかかりそうで、多くのボランティアの手が必要だと思いました」と話していました。

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