天皇、皇后両陛下は28日、東京都港区のホテルで開かれた「全国重症心身障害児（者）を守る会」の創立60周年記念大会に出席された。天皇陛下はあいさつで「多くの人々の理解と協力により、重症心身障害児者の福祉が一層充実していくことを願う」と話された。
これに先立ち、石川県能登地方での記録的豪雨にも触れ、「亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、ご遺族と被災された方々にお見舞いを申し上げます」と述べられた。
同会は1964年、重い障害がある子どもの命を守るため設立された。両陛下は介護にあたる家族らの体験発表に時折うなずきながら耳を傾け、拍手を送られていた。
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