再開発事業が注目される東京・明治神宮外苑。手前左はイチョウ並木=7月

 東京・明治神宮外苑の再開発を巡り、事業者代表の三井不動産などは28日、立地する新宿区の住民らを対象にした説明会を同区のホテルで開いた。樹木の伐採本数を減らすといった計画の見直し案を都に報告しており、資料や動画を交えて理解を求めた。参加者からは「自然環境を軽視している」との指摘が出た。  再開発計画には商業施設などが入る高層ビル2棟の建設も含まれる。説明会の参加者からは樹木の大量伐採への懸念に加え「高層ビルありきではないか」と問題視する声も上がった。  事業者側は「高層ビルは民間で進める以上、投資対象として必要。皆さまの意見を受け、痛みを伴う変更に至った」と説明した。


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