防衛省は27日、イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘が激化するレバノンからの邦人退避に備え、自衛隊機をヨルダンとギリシャに派遣し待機させると発表した。領空通過申請などの手続きが済み次第、出発する予定。

同省によると、派遣するのは航空自衛隊のC2輸送機2機で、情勢の変化に速やかに対応できるよう、それぞれヨルダンとギリシャで待機する。500人体制の統合任務部隊を編成し、陸上輸送に備えた機材も運ぶ。連絡調整に当たる要員10人は既に出国した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。