JR東海道貨物線の横浜羽沢―大船間のトンネル内で8月、保守用車同士が衝突し、荷台にいた作業員8人が軽いけがをしていたことが26日、JR東日本への取材で分かった。同社は「運行への影響はなかった」として公表せず、国土交通省にも報告していなかった。  JR東によると、8月25日未明、通信ケーブルをつなげる工事中に1台が後進し、停車していたもう1台に衝突。ブレーキ操作を誤ったのが事故原因とみられる。保守用車の事故は規則に基づく報告義務はないとして、国交省や神奈川県警に報告しなかった。  同社は取材に「重く受け止めている。再発防止に努める」とした。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。