高級腕時計ロレックスを「高値で転売できる」と持ちかけ、だまし取ったとして、警視庁捜査2課は25日、詐欺の疑いで、会社役員出口貴浩容疑者(40)と職業不詳石谷優樹容疑者(30)を再逮捕した。捜査2課によると、転売用の時計をローンで購入させる際、代わりに頭金を支払うなどして信用させていた。  40都道府県の約600人が計約3千本を預け、被害総額は約75億円に上るとみられる。約9割がロレックスだった。「中国で売れば、買値の2倍になる。元金に加え、利益の半分を渡す」などと説明し、高級腕時計を買うよう勧誘していた。


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