長崎駅と佐賀県の武雄温泉駅の66キロの区間を結ぶ西九州新幹線は、おととし9月23日に開業しました。
西九州新幹線の開業から2年になるのにあわせ、大村市にある大村車両基地では今月21日、開業以来使われている新幹線車両「かもめ」をきれいにする催しが開かれました。
催しには全国から応募した5167人の中から選ばれたおよそ180人が参加し、デッキブラシなどを使い窓や出入り口、それにライトの部分の汚れなどを丁寧に落としていました。
参加した佐世保市の40代の女性は「きれいになって私もうれしいです。『かもめ』には風を切ってさっそうと走ってほしいです」と話していました。
また、鹿児島県から参加した小学4年の男の子は「事故なく走れるように運転席をきれいにしようと思って頑張りました」と話していました。
この日、大村基地では「新幹線フェスタ」も開かれ、集まった人たちが保守作業用の車両との綱引きなどを楽しんでいました。
JR九州の古宮洋二社長は「西九州新幹線は順調に乗車人数も増え、よい2年間だったと思う。これからも観光だけでなく、地元の方の日常利用を増やしていきたい」と話していました。
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