石川県の能登半島を襲った記録的な大雨で、住宅が川に流されたとみられる輪島市久手川町では24日午前7時ごろから、連絡が取れない住民の捜索が再開された。

 輪島市ではすべての市立の小中学校が浸水や断水の影響などで臨時休校となる。一方、浸水などの被害が出た市内の仮設住宅では、災害ボランティアなども加わって土砂などの片付けが開始される。

 県によると、23日午後3時時点で、死者は輪島市で6人、珠洲市で1人の計7人が確認された。行方不明者は2人。大雨が原因とは断定できないものの連絡が取れない安否不明者が4人いる。道路の寸断による集落の孤立は輪島市で40カ所、珠洲市で14カ所、能登町で2カ所あり、復旧が急がれている。

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