58人が死亡、5人が行方不明となり戦後最悪の火山災害となった2014年の御嶽山(岐阜、長野県、3067メートル)の噴火から27日で10年となるのを前に、麓の岐阜県下呂市で23日、慰霊式が行われた。地元消防や山岳救助隊の関係者ら15人ほどが参列し、犠牲者を追悼し、登山者の安全確保の進展を誓った。
式は高地にある当時救助活動の拠点となった施設で開かれ、参列者が発生時刻の午前11時52分に合わせて黙とうをささげ、献花した。山内登市長は「大災害を忘れず語り継ぎ、登山者が安全に安心して登れるようにする」と述べた。
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