福田さんは東京出身で、慶應義塾大学でフランス文学を専攻し、1989年にナチスに関わったフランスの作家たちを論じた「奇妙な廃墟」でデビューしました。
その後、1993年に三島由紀夫賞を受賞した「日本の家郷」や、「村上春樹12の長編小説」などの作品を発表し、文芸評論家として活躍しました。
また、「昭和天皇」など近現代の歴史をテーマとした著作も多数あるほか、保守派の論客としても知られ、テレビ番組のコメンテーターを務めました。
福田さんの家族などによりますと、ここ最近は体調を崩していて、20日、急性呼吸不全のため千葉県内の病院で亡くなったということです。
63歳でした。
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