のり面が崩れ、土砂が道路をふさいだ静岡市葵区の林道=19日午前(同市提供)

 静岡市葵区の林道をふさいだ19日ののり面崩落で、市などは20日、孤立した登山者らを救助するため、ヘリコプターで搬送した。市によると、下山を希望した登山者97人と工事関係者45人の計142人を搬送。けが人などはいない。21日も、工事関係者14人を搬送予定という。

 市は20日、幅約4メートルの道路を約40メートルにわたってふさいでいる土砂約700立方メートルの撤去作業を進めた。

 崩れたのは2022年9月の台風15号で被災し、復旧工事をしていた現場付近で、19日午前に通報があった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。