東京都の018サポートのチラシ
新たに分かった二重支給は昨年9月~今年3月の申請分。1人の子について父母それぞれが申請したケースや、正しく申請されているか不安になり再度申請したケースで、いずれも別人と判定されていた。都は、住民基本台帳との照合作業を支給後に行ったため、重複に気づけなかったとしている。◆都「迅速支給」優先「想定していた」と釈明
018サポートは昨年1月に小池百合子知事が打ち出した肝いり施策。今年1月に支給を始めた。担当者は「年度内に迅速に支給をするために照合作業を支給後にした。想定していたこと」と説明し、制度設計のミスとは認めなかった。本年度分の受け付けは事前に住基情報と照合しているという。◆計1億2000万円に続き、またも二重支給が判明
今月2日に発覚した二重支給は1694人分計1億2141万円に上り、昨年度に申請した人が本年度に再申請をしたため、システム上で別人と判定された。この日、その後の調査でこれと同じケースで新たに134人分計415万円の二重支給が見つかったことも明らかになった。(原田遼) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。