各地の運転免許センターなどで20日午後、運転免許証を発行するシステムに障害が生じ、一時、新規発行や更新手続きができなくなった。警察庁によると、1時間ほどで復旧した。午後6時半時点で、18都府県警で確認され、全国で約900人が影響を受けた。各地の警察が受付時間を延長するなどして対応した。

 18都府県警は、警察庁が2021年から運用を始めた共通システムに移行していた。午後3時半ごろに、システムへのログイン機能に不具合が生じたという。警察庁が原因を調べている。

 共通システムを巡っては、今年4月にも移行済みの警察で障害が発生。通信量が回線の容量をオーバーしたことが原因の一つとみられていた。

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